16日、カナダ西部カナナスキスで開催されたG7サミット。その舞台で、注目を集めたのが、カナダの新首相マーク・カーニー氏と、日本の石破首相による初の直接会談でした。中央銀行のトップから政界に転身し、異例の経歴でカナダ首相となったカーニー氏。彼が直面しているのは、米国との激化する貿易摩擦という厳しい現実です。カナダ政府はアメリカの高関税に対抗し、300億ドル相当の報復関税を課すなど、外交も経済も緊張感が漂う中でのサミット開催となりました。
そんな中、カナダと日本という二つのG7先進国が目指したのは、単なる言葉ではなく、実質的な連携の深化。会談では、情報保護や防衛技術の移転など、安全保障分野での協定署名を加速させる方針が確認され、さらにエネルギーやハイテク分野での経済協力の拡大にも言及されました。小型原子炉や蓄電池、さらには重要鉱物といった戦略資源を巡る連携は、国際情勢の不確実性を乗り越える大きな鍵となりそうです。
注目すべきは、カーニー首相がSNSに投稿した一言。「貿易圧力が高まるなか、安定した信頼できる協力関係の構築が重要だ」。この発言には、アメリカ一辺倒だったカナダの貿易戦略を見直し、多角的なパートナーシップへと舵を切る決意が込められています。そしてその相手として選ばれたのが、日本だったのです。
この動きに対するカナダ国内の反応はさまざま。中には、「礼儀正しい国同士が譲り合って話が進まない」「また口先だけでは?」といった批判も見られます。しかし、「日本は信頼できる相手」「今こそエネルギーを通じた協力が必要」といった前向きな意見も根強く、国民の間でも議論が活発化しています。
エネルギー供給の安定性を重視する日本と、新たな輸出先を模索するカナダ。両国の利害が一致したとき、そこには大きなチャンスが生まれます。G7という国際舞台で結ばれた信頼の絆は、単なる外交儀礼を超えて、持続可能な経済協力へとつながる第一歩となるでしょう。
それではカーニー首相の一言に対してのコメントをご紹介します。
海外の反応
👨💼 日本は素晴らしい国だ。カナダと日本の市民関係に携わり、帰国したばかりだ。
👱♂️ 日本に必要なすべての石油と天然ガスを運ぶパイプラインを築く──盟友からエネルギーを求められている以上、当然の一手だ。
🧑💼 まだ口先だけなのでは。
👨🏾💼 貿易圧力が高まる中、カナダと日本は緊密な協力から恩恵を受ける…安定した取引って、礼儀正しい二国がサイン前にお先にどうぞと譲り合う3時間のことを言うんだろう 😄🇨🇦🇯🇵 その間にアメリカは遅れてきてコーヒーをこぼすだけさ。
👨💼 これこそ見たいリーダーシップだ。美しい景色。信頼できる国々との絆を築く。
👨🎤 トロント中心街に任天堂ショップを作ったらどうだい?日本のポップカルチャーが大人気なんだ。
👱♂️ 少し前に日本への天然ガス輸出を拒否したんじゃなかったか?
👱♂️ 投稿からはカナダ人のためになるような気配すら読み取れないのだが。
👱♂️ あいつらは俺たちの石油を狙っている。
👱♂️ 劇場だな。マーク、この劇にいくらかかった?予算はどうなってる?
👱♂️ そうかい?君が助言した愚か者の決定をひっくり返して、結局日本に資源を売るビジネスチャンスを見つけたりするんじゃないだろうな?
👱♂️ 日本の首相がカーニーに対して強い嫌悪感を抱いている。
🧑💼 トランプが言ったとおり、口先だけで行動はゼロだ。
👱♂️ 透明性ゼロ、予算ゼロ、資産も未申告。
👩💼 来年の今頃には石破首相じゃなくなっているわ。次の選挙で大敗を喫するでしょう。
👩💼 日本は我々の石油・ガスを必要としている。まだ商機が見出せないの?
👩💼 今こそ日本やドイツへのLNGの必要性を認めるのか?それともアメリカに売らせるつもり?
👱♂️ これってアメリカとの取引とどう違うんだ?
👱♂️ トランプ氏が散歩を楽しめないって気づいただろう。
👱♂️ どこで生まれたんだ?トランプはどこに行った?去ったのか?G7が今やG6にでもなったのか🤔
👩💼 アメリカが英国と合意したのは聞いた?君はいくつ合意を結んだ?トランプに媚びている姿からは嘘ばかりが透けて見えるわ。
👱♂️ 彼らは我々のエネルギーを狙っている。ガスライティングを減らして、許認可を進めてほしい。気候変動に怯える奴らはどけ。
👱♂️ 日本とドイツとの天然ガスの大きな契約を逃したお前とあのクソ野郎が言うには、藁を掴むしかないってわけか。
👱♂️ 確かに、カナダと日本の貿易強化は持続可能な商取引への鍵だ。貴君の下での更なる協力に期待している。
👱♂️ 安定した信頼できる取引と、報復合意を比較してみろってわけか。
👱♂️ で、君は日本と何を取引しようっていうんだ?
コメントは以上になります。
カーニー首相の発言や日加協力に対しては、期待と疑念の両方が入り混じった反応が見られましたね。
信頼できる国同士の協力を歓迎する声がある一方で、政策の実効性や透明性を疑問視する意見も少なくありません。
資源供給や安全保障に関する期待が寄せられる中で、国民の関心は、実際に何が進み、何が変わるのかという点に集中していることが伺えました。
今後の展開次第で、評価は大きく変わっていくでしょうね。
コメント
良きビジネスパートナーになれる要素があれば、ぜひ関係を深めたい。
ただ、”狙ってる”というワードは、
どんな意味? 不合意で事を進める?
そんなナンセンス外交は無いでしょう。
エネルギーについても再生タイプや新開発エネルギー化にこそ協力の意味があるのかと。