北海道ニセコ町のスキー場で撮影された、ある緊迫した救助活動の様子が、海外のSNSを中心に大きな話題となっています。映像には、スキーパトロール隊員が担架を雪上で滑らせながら、搬送中の負傷者に対して懸命に心臓マッサージ、いわゆる胸骨圧迫を続けている姿が記録されていました。この映像は「ニセコのゲレンデでの緊急救助」として世界中に拡散され、そのプロフェッショナルな対応に多くの注目が集まっているのです。
実は現在、ニセコ周辺では救急の需要が高まっています。管轄する消防組合のデータによりますと、2024年の救急出動件数は統計開始以来最多を更新しました。その中でもスキーやスノーボードに関連する事故が大きな割合を占めており、特に外国からの観光客の搬送が増加傾向にあるといいます。多くの観光客が日本の雪質を楽しみに訪れる一方で、現場での安全確保や救助活動の負担も増しているのです。
日本全国のスキー場に目を向けてみましても、一部のスキー場からの回答だけで、1シーズンに1万7000件を超える怪我が報告されています。スキーパトロール隊の方々は、転倒や衝突、コース外への迷い込みなど、日々多くの現場で救助に当たっているのです。今回話題となった映像のように、心肺蘇生を必要とするような重篤なケースは、全体から見ればごく一部かもしれません。しかし、不安定な雪上で滑り降りながら救命措置を続けるという活動は、隊員の方々にとって最も過酷であり、かつ迅速な判断が求められる重要な任務なのです。
この映像に対して、海外からはパトロール隊の献身的な姿勢を称賛する声が多く寄せられました。また、救急救命の専門的な視点からの議論や、ご自身の過去の体験を重ね合わせた切実なコメントなど、様々な意見が交わされています。
このような日本のスキーパトロール隊による懸命な救助活動に対して、世界のネットユーザーがどのような反応を示しているのか。その反応の数々をご紹介します。
海外の反応
👱♂️ 正直、これはかなり感動的だね。
🧔♂️ うわぁ…確かに技術は凄いが、丘を下りながら心臓マッサージをしてるってことは、状況はかなり絶望的ってことだぞ。
👩🎤 ああ、これは単なる「怪我」どころの話じゃないな。
🙍🏽♀️ 初めて知ったわ、こんな方法があるなんて。
👨🏽🦱 救助ってこんな風に行われるんだな。
🙍🏽♀️ 下山しながらでも、彼らは最善を尽くしているのね。
🙍🏽♂️ 雪の中でこんな救助が行われるなんて初めて見たよ。
🙍🏽♂️ うわ、見てるだけで心臓がバクバクするよ。
🙍🏽♀️ このおじさんたちに敬意を表するわ。
🙍🏽♀️ 悲しいけれど、救助隊の人たちは本当にかっこいいわ。
👨💻 自分がCPR(心肺蘇生法)の認定を受けた時、教官にこう言われたよ。「これ以上傷つける心配なんてするな。CPRが必要な時点でその人はすでに死んでいるんだ。これ以上悪くなんてなりようがない」ってね。
🙍♂️ すごいとは思うが、圧迫のテンポが遅すぎる。
🚑 同じことを思ったけど、少し大目に見てやれよ。彼がどれくらいの時間マッサージを続けているか分からないし、山を下りながらじゃ交代もできない。おそらく疲れ果てているんだ。俺は個人的に3〜4分以上続けると疲れてペースが落ちる。職場にルーカス(自動心臓マッサージ機)があってよかったよ。
👨⚕️ AHA(アメリカ心臓協会)のガイドラインでは、1分間に100〜120回が基準だ。動画の最初の12秒で20回圧迫しているから、分速100回。動画全体28秒で48回だから、分速102回だ。仲間が仕事を正しく遂行しているのを批判する前に、自分の知識をアップデートしておけよ。
👨⚕️ 気道を確保せずに、足を下にした状態で斜面を移動しながらCPRを行うのは、「誰よりも優れている」とは言えないな。おそらく脳への血流は不十分だろう。天候のせいでヘリが使えないのかもしれないが、AEDを持って上がる方が早かったんじゃないか? まあ、あの状況でベストを尽くしている彼らを批判するつもりはないが、患者にとって最良の結果にはならないかもしれないということだ。
👮♂️ アウトドアでの救急救命は、より高度な医療機関へ搬送することを最優先するんだ。AEDはおそらく患者と一緒に包まれているだろうし、ショックの間も圧迫は続けなきゃならない。山の上に永遠にいるわけにはいかないんだ、一刻も早くトラウマセンターへ運ばないと!
⛷️ これは世界中のスキーパトロールにとって標準的な手順だよ。とはいえ、この動画を見て去年のスノーボード事故で亡くなった友人の父親を思い出した。彼らは家族が不意に目にしてトラウマにならないよう、事故の映像を削除するために奔走していた。この人の家族がこの拡散された動画を見ないことを祈るよ。
👨💼 1月7日に同じスキー場で起きたニュースを見つけたよ。警察によると、ニセコ東急グラン・ヒラフとHANAZONOスキー場の境界付近で、男性が滑走中にロープに首を接触させて意識不明で搬送されたそうだ。9日の司法解剖の結果、死因は頸部圧迫による窒息死だったらしい。
👱♂️ つまり、誰かが殺人トラップみたいなロープを張ったのか、それともその子が立ち入り禁止区域に入ってしまったのか? 追記:自分で調べてみたけど、その子は境界線のロープに突っ込んで、首への衝撃で亡くなったみたいだ。
🧑 「滑走中にロープに触れた」って、まるでトイ・ストーリーの話みたいだな。「かっこよく落ちているだけ」ってやつか。
👱♂️ 大学の友人が授業の後、自転車で丘を下っていて、誰かが放置したスラックライン(綱渡り用のロープ)に首を引っ掛けて亡くなったことがある。どこでどう起きようと悲劇だよ。
👨🏫 俺の友人にスキーインストラクターがいるんだが、かなり健康な男だった。ある日、中級者クラスのレッスン中に心停止したんだ。彼が覚えているのは、ロッジで救急車のサイレンが近づく中、担架の上で目が覚めたこと。そして生徒の一人が彼の胸を叩きながら「金払ったんだからな!こんな形で仕事をサボろうとするな!」と叫んでいたことだけ。
👨🏫 実はその生徒は救急救命士で、本人より先に異変に気づいたらしい。スキーパトロールは、彼が目を覚ましたことに心底驚いていたよ。教訓:スキーに行くなら救急救命士と一緒に行け。
👨🎨 その通りだ。スキーに行く余裕がある救急救命士を見つけられればの話だがな。あるいは、彼らがスキーに行けるだけの給料を払うかだ。
🙍♂️🇺🇸 ここアメリカじゃ、こういう高度な訓練を受けたプロたちが、生活できるだけの賃金を求めて戦わなきゃならないんだ。
👱♂️🇺🇸 ここアメリカじゃ、これをカウボーイ・スタイルって呼ぶんだ。
👱♂️ なぜ日本人は他の誰よりも全てのことをうまくこなすように見えるんだろう?
👩🏫 メディアで描かれる日本は非常に限定的だということを忘れないで。どの国にも問題はあるし、日本はジェンダー不平等や差別といった面で特に悪い部分もあるわ。
🧔♂️ いや、実は逆なんだよ。彼らは欧米諸国以上に他人に関心がないこともある。「世間体」ってやつが行動を律していて、だから行儀よく見えるだけさ。友達を作るのは信じられないほど難しいし、常に社会的プレッシャーがある。
🧑🔧 彼らは厳格な手順を持っていて、実際にそれに従うからさ! 物事を正しく行うことに関心があるんだ。
👨💻 日本の企業でエンジニアとして10年働いていたよ。彼らの精神は「改善し続けること」にある。たとえ改善の余地がないように見えても、彼らは方法を探し続けるんだ。
👩⚕️ 私の個人的なヒーローは、ICU(集中治療室)の看護師をしている彼女よ。彼女はもう帰ろうって決めた後になぜか時間を浪費する癖があるの。この前もキャンプ場で別れを告げた後、「花を摘みたい」って言って消えちゃって…。
👩⚕️ 電話にも出ないし、一体何をしてるのかと思ったら、なんと45分間もCPRをしてたのよ。怒っていた自分が馬鹿みたいに思えたわ。教訓:どこへ行くにもマイ・ナースを連れて行け。
👨⚕️ 院外心停止(OHCA)で退院まで生存できる確率は約10%だ。つまり…スキー場だろうがどこだろうが、大抵は助からないってことさ。
👨⚕️🇺🇸 コロラドでスキーパトロールの救急救命士からCPRの講習を受けたことがあるんだが、彼は「その年にゲレンデで起きた心臓発作のケースで、助かった者は一人もいなかった」と言っていたよ。ただ言ってみただけだがね。追記:それでも命を救おうとすることは絶対にすべきだ。
👨🔧🇺🇸 「CPRやっても無駄だ」なんて言って、みんなに救命処置を諦めさせようとする連中にはうんざりだ。俺が住んでるワシントン州サーストン郡じゃ、逆のことをやってる。適切なCPRと胸骨圧迫を徹底させた結果、今じゃ救命率は50%だぞ。嘘じゃない、調べてみてくれ。質の悪いCPRの話をするんじゃなく、もっとうまくやれば救命率は大幅に上げられるんだ。
👨🔧🇺🇸 そうだが、CPRを行うなら「五分五分」という心構えでいるべきだ。医療関係者や有資格者の多くが「どうせ10回に1回しか成功しない」と思っていることが多すぎる。即座に適切な心臓マッサージを行い、素早くAEDを使えば、実際には助かる確率は五分五分なんだ。
👨💼 誰もがCPRを教わるべきだが、「誰もが合格すべき」という考え方は問題だ。通訳として多くのクラスに参加したが、自信を持って言えるのは、合格させるべきじゃない人に認定証を渡しているってことだ。「もし俺が心臓発作を起こしたらAEDを持ってきてくれ。ただし、お前(特定の生徒)だけは絶対に俺にCPRをするな」とクライアントに言ったこともあるよ。
👨⚕️🇺🇸 院外でのCPR生存率はかなり厳しい(約10%)が、院内での生存率は約50%だ。とはいえ、これはあらゆるケースの平均値だ。現場慣れしたプロから、仕事で義務付けられているから2年ごとに適当に講習を受けている人まで含めてね。私は何度も蘇生措置を行ってきたが、徹底的なCPRトレーニングは常に推奨している。たった一つの命でも、救う価値はあるんだから。
👴 1979年に研修医をしていたが、心停止から生還する人なんてほとんどいないように思えたよ。院外での心停止ならなおさらだ。だが、技術の向上、より良い訓練、AEDなどの普及で状況はずっと良くなっている。諦めずに挑戦し、学び続けることで、いつか事態は好転するかもしれない。ソリの上で懸命に心臓マッサージをしている彼に敬意を表するよ。勇気と決断力の塊だ。
👱♂️🇺🇸 その通り。それにここ「日本じゃないアメリカ」では、善きサマリタン人の法ってのがあって、蘇生時に肋骨を折ろうが何をしようが、助かった後に訴えられても守ってくれるはずさ。
🙍♀️ 神様、これを見るとPTSDが蘇るわ…。去年、愛犬が突然私の腕の中で死んでしまったの。CPRも人工呼吸もしたけど生き返らせることができなくて、それ以来毎日自分を責め続けてる。文字通り、3ヶ月でシャワーを浴びたのは一度だけで、ベッドから出たのは遺灰をタトゥーにする時だけ。
🙍♀️ この映像の人もおそらく亡くなっているでしょうし、家族がネットでこれを見なきゃならないなんて…。彼らが英雄的であることは間違いないけど、こんなプライベートな瞬間を世界中に晒すべきじゃないわ。
🙍♀️ 救助隊の仕事は素晴らしいけど、これは誰かの愛する人の最期の瞬間かもしれないのよ。撮影するなんて不謹慎だわ。
🧑🎨 なぜ音楽をつけたんだ? 映像だけで十分伝わるのに。
👨🎤 この活動は、アルペンスポーツのリスクの高さと、山での迅速な緊急対応の重要性を浮き彫りにしているな。スキーヤーやスノーボーダーは自分の限界を知り、常に安全を最優先すべきだという戒めだよ。
🙍🏽♀️ みんな無事でありますように。
👵 この狂った世界でも、助けてくれる人たちを探して。彼らは必ずそこにいるから❤️
コメントは以上になります。
雪山という厳しい環境の中で、一人の命を救うために全力を尽くすパトロール隊員の姿は、世界中の人々の心に深く刻まれたようです。
今回の映像を通して、単に技術を称賛するだけでなく、救助活動の過酷さや、レジャーに潜むリスクの高さについて、多くの方が改めて認識を深めていました。
美しいゲレンデの裏側には、常に緊張感を持って安全を守り続けているプロフェッショナルたちの存在があります。
彼らの献身的な活動によって、多くの笑顔が守られているという事実を、私たちも心に留めておく必要があるでしょう。
冬のスポーツを楽しむ私たち一人一人が安全への意識を高めることこそが、彼らへの一番の感謝につながるのかもしれませんね。

コメント
当然AEDは試しただろうさ
AEDが反応しない心静止では、心マしかないんやで。
少なくともその職業の人は、ネットで書き込んでいるやつより正しい知識を持っているよ。