高市早苗首相が国会答弁で、台湾有事について初めて具体的に言及したことが、日中関係に大きな波紋を広げています。
7日、高市首相は衆議院予算委員会で、「中国が武力行使を伴う台湾有事であれば、存立危機事態になり得る」と述べました。
これは、集団的自衛権の行使が可能となる「存立危機事態」に、台湾での武力衝突が当てはまる可能性を示唆したもので、歴代の日本政府が明確な見解を避けてきた問題に、一歩踏み込んだ発言でした。
この発言に対し、中国側は極めて激しく反発します。
中国の薛剣（しゅつけん）駐大阪総領事はSNSに、「勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない」という衝撃的な内容を投稿。この投稿は後に削除されたものの、国内外で大きな問題となりました。
中国外務省も「戦後の国際秩序を破壊するものだ」と激しく抗議し、人民解放軍は日本語で「日本が武力介入すれば必ず正面から痛撃を加える」と、異例の警告を発表する事態に至ったのです。
反発は外交や軍事的なものに留まりませんでした。
中国政府は自国民に日本への渡航自粛を呼びかけたほか、日本のエンターテインメントにも影響が及んでいます。野村総合研究所の試算では、経済損失は約2.2兆円に上る可能性も指摘されています。
事態の収拾を図るため、外務省の金井正彰アジア大洋州局長が緊急で北京を訪問し、中国外務省の劉勁松アジア局長と協議を行いました。
金井局長は、薛剣総領事の投稿に強く抗議し、中国に滞在する日本人の安全確保を申し入れました。
しかし協議の後、中国の劉局長は記者団に対し「当然満足していない」と述べ、協議が厳しいものであったことを示唆しました。
日本政府は、高市首相の発言について「従来の政府の立場を変えるものではない」として、撤回しない方針を明確にしています。
国内でも自民党が薛剣総領事への毅然とした対応を求める決議を提出するなど、中国への反発が強まっています。
G20サミットでの日中首脳会談の開催も不透明な状況で、関係の緊張は長期化するとの見方も出ています。
この一連の出来事、特に金井局長が北京を訪れた際の、両国の外交官の様子を捉えた映像が世界に拡散されました。この緊迫した日中関係の現状について、海外の人々はどのように見ているのでしょうか。寄せられた様々な声をご紹介します。
海外の反応
👨🏾💼 ボディランゲージは、どんな公式プレスリリースよりも雄弁に物語る。あの何気ない態度は、ただリラックスしているだけじゃない。どちらが絶対的な主導権を握っているか、計算された上での見せつけなのさ。どちらがこの場を支配しているかを見るのに、議事録なんて必要ないだろう。🧐
👩💼 ここでのボスは誰かって？映像がすべてを物語っているじゃない。
🧑 まるで、父親がスクールバスに乗り込む前に、息子に学校での振る舞い方を教えているみたいだね。
🧑💼 まるで先生に会う男子生徒みたいだ。
👨🏻💼 たった一枚の写真から「優位に立っている」と読み取るのは、単なる憶測に過ぎんよ。お辞儀や丁寧な姿勢は日本の標準的なエチケットであって、力関係の不均衡を示すものじゃない。
👱♂️ 日本人がお辞儀をするのは敬意の表れであって、「従順」だからじゃない。彼らは誰にでもお辞儀をする、それが彼らの文化なんだ。🙂
👨🏻🏫 背景を説明しよう。日本の役人は、通訳の話を聞くために身をかがめているだけだ（元の動画を見ればわかる）。
👱♂️ こんな浅いお辞儀は見たことがない。日本人にとっての中指を立てるようなもんだろう。
🧑 日本の外交官、次は跪きそうだな 😁
👱♂️ 日本は過去の植民地にさえ頭を下げている。因果応報とは、愉快な友人ではないようだな。
👨🏻💼 ポケットに手を入れるという行為は、品格と外交レベルの欠如を疑わざるを得ないね。
👨🏻💼 ポケットに手、か。中国の外交官にしては珍しい。明らかな軽蔑のサインだな。
👨🏻💼 片方には品格があり、もう片方はポケットに手を突っ込んだ、ただの下品なチンピラだ。
🧑 ははっ、ポケットに手を突っ込む外交官だって？一体いくつなんだい。
👨🏻💼 ポケットに手を入れるのは、絶対にやってはいけないことだ。自信の表れではなく、ただ傲慢に見えるだけ。たとえ敵と対峙していても、敬意こそが最後の砦なんだ。
👱♂️ なんで中国人はマシな服が着れないんだ？おいおい、あれはパジャマとポパイみたいな靴じゃないか。
👱♂️ 誰が優位かって？アメリカ合衆国さ。お前らが使ってるインターネット、言語、SNS、カメラ、社会儀礼、全部アメリカ発祥だってことを思い出させてやるよ。日本なんて、実質俺たちの51番目の州みたいなもんだ。俺たちの子分さ。
👱♂️ 情けないぜ。アメリカに「中国に吠えろ」と命令され、今度は中国に謝罪しに行く羽目になった。笑えるな。おい、主権国家として自分の言葉で話せるようになってから、また戻ってこいよ。
👨🏫 日本はアメリカに占領された植民地だ。身体から精神に至るまでな。日本の言いなりと交渉しても無駄だし、中国にとって危険でさえある。
🧑 アジアの団結のために戦うべきだ。憎しみを煽るような真似はやめろ。結局、アメリカの利益のために戦争が起これば、死ぬのは我々アジア人なんだ。
👩💼 中華人民共和国が何十年も台湾侵攻を脅し、果てしない挑発を繰り返してきた後に、台湾を防衛すると約束することは、侵略行為には当たらないわ。
👨🏿🦱 これが、台湾やアジアの近隣諸国を待つ未来だ。だからこそ、中国は野蛮で世界的な脅威であり続けるのさ。
👨🏻✈️ 泣き言はよせ。台湾は主権国家であり、中国共産党から独立している。中共が台湾を統治したことなど、歴史上一度もないのだ。
👨🏻🏫 日本は真の歴史的和解を求めているのではなく、「謝罪に包まれたゆっくりとした侵食」を追求している。これは典型的なサラミスライス戦術だ。
👨🏻💻 奴らは本気で自分たちがアメリカみたいなもんだと信じてて、中国が自分たちの行いを許すとでも思ってるんだろう。…戦争だ。
👱🏻♀️ なぜ世界が中国を嫌うか、自分に問いかけてみたらどう？🇨🇳 それは、あなたたちが世界を飲み込もうとするからよ。
👨🏻💼 中国が日本に対して怒り狂うのは、中国共産党がいかに弱いかを示しているに過ぎない。日本は中国を巧みに操り、その内に隠された好戦性と愚かさを暴き出したんだ。
👩💼 劉とかいう男は、自分のちっぽけな権力に酔いしれて、自分を操るご主人様方に、私がいかに忠実なご機嫌取りかを見せつけているのよ。日本の使節はただ、礼儀正しく、文明的に振る舞っているだけだわ。
👱♂️ 中国に戦争なんてできっこない。奴らにまともな戦略はないからな。この勝負、日本の勝ちだ。日本の人々に賛辞を。
🧑 爆笑もんだぜ🤣 このバカげたパフォーマンスを、メディアに公開させたらしいじゃないか。この一枚の写真を撮るためだけにな。哀れすぎて、見てるこっちが恥ずかしくなるぜ。
👱♂️ あるいは、日本の役人が西台湾の地域住民に対して、敬意と規律を示している、とかね。
👨🏻🔧 彼は「中国の外交官なんて誰も怖がっちゃいない」ってことを、はっきりさせに行ったのさ。「おい、デカブツ、俺の首でも刎ねてみるか？ほら、ここにいるぜ！」ってな感じでな。
👨🏻💼 優位性ってやつは、戦術と行動で示すものだ。カメラの前でポケットに手を突っ込んで見せつけるもんじゃない。
👩💼 傲慢は破滅に先立ち、高慢な精神は倒れるに先立つ、ということよ。
👨🏼💼 世界中の緊張が、ますます高まっている。経済的な逼迫が、あらゆる問題の根源にあるんだ。
👨🏫 我々が今持っている情報やアクセスを考えれば、過去の過ちや態度が、現在そして未来の世代で再び繰り返されるだろう。出る杭は打たれる。高く掲げられた首は切り落とされる。謙虚であれ。
コメントは以上になります。
寄せられた反応からは、日本の外交姿勢を文化的な敬意の表れと見る意見と、弱腰な態度だと捉える意見で、見方がはっきりと分かれました。
一方で、中国側のポケットに手を入れる態度は、自信の表れだと解釈する声もありましたが、多くは外交儀礼に反する無礼な行為だとして強く批判しています。
この一場面から日中間の力関係を読み解こうとする声だけでなく、アメリカを含めた国際政治の複雑さや、アジア全体の未来を懸念する声も上がっており、この問題に対する世界中の多様な視点と関心の高さがうかがえました。
コメント
カメラが回ってるの場面で手を突っ込んでるから
、習近平にも人民にもこう言う態度が評価されると言う事であり、中国人の民度が如何に低いかと言う事。
局長級協議はいつも開催されていて、今回は中国での番だから行っただけだし、向こうの要求は全て断ったのもちゃんと知ろうねｗ
正直、自力で自分を守れず、敵に致命傷を与えられない国は、自立できない。ミサイル原潜10隻と水爆100発を持たないと、日本はアメリカからも中国からも主権を守れない。日本の戦後政治はあきらかに失敗だし、アメリカに完敗することをわかってて日米開戦した旧軍部は絶対に許せない。靖国神社から奴等を排除すべきだ！