アメリカ社会を蝕み、静かに命を奪い続ける―そんな恐るべき存在が「フェンタニル」という薬物なのです。26日、駐日米国大使のジョージ・グラス氏がSNS上で投稿した内容は、日米両国の安全保障に影響を及ぼす可能性がある重要なメッセージでした。氏は、中国からの合成薬物やその前駆体化学物質の密輸に対し、中国共産党が関与していると指摘し、国際的な取り組みの必要性を強調しました。
さらに、日本との連携によって「日本経由での化学物質の積み替えや流通を防ぐ」と発言したことで、すでに日本が密輸の経由地として利用されているのではないか、という懸念が浮かび上がったのです。
実際、報道では名古屋市に設立された中国系企業「FIRSKY株式会社」が、日本国内を拠点としてフェンタニル関連物質の流通に関与していた可能性が明らかになっています。この法人は、中国・武漢に拠点を置く化学品企業と密接に連携しており、仮想通貨を用いた取引で資金の流れを隠蔽しながら、アメリカへの密輸ルートを構築していたとされています。
アメリカでは、フェンタニルによる過剰摂取で年間数万人が命を落としており、その致死性はモルヒネの100倍、ヘロインの50倍とも言われています。米疾病対策センターの推計では、2021年には7万人以上がフェンタニル関連で命を失い、2024年時点でも1日あたり200人以上が犠牲となっているのです。
この状況を受け、米国務長官のマルコ・ルビオ氏は、新たなビザ制限政策を発表しました。フェンタニルなど違法薬物に関与したとされる個人だけでなく、その家族や親しいビジネス関係者にまで制裁を拡大するという、極めて強硬な措置です。これは犯罪組織全体の活動基盤を揺るがす狙いがあり、違法な麻薬流通の抑止力として国際的に注目されています。
一方、日本政府も岩屋毅外相が「不正な輸出入は断じて許されない」と述べ、国際社会との協力によってフェンタニルを含む違法薬物の撲滅に取り組む方針を明らかにしました。ただし、名古屋が経由地として利用されていたという報道が事実であれば、日本の法制度や監視体制の抜け穴が悪用されていたことになります。
ネット上では、こうした報道を受けてさまざまな意見が寄せられています。「日本の信頼性が逆手に取られている」「中国の組織が堂々と土地を取得している」「現場の税関職員は疲弊している」といった声に加え、「日本も第二のアヘン戦争に巻き込まれている」と警鐘を鳴らす人も現れています。
アメリカの専門家の中には、フェンタニルを「静かなる化学兵器」と呼び、これは中国による「超限戦」の一環であると指摘する者もいます。超限戦とは、軍事だけでなく経済・情報・文化などあらゆる手段を使って敵国を内部から弱体化させる戦略のこと。フェンタニルはまさに、それを象徴する存在としてアメリカ社会に深刻な影響を与えているのです。
そして、今その毒が、日本という経由地を通じて広がっているとするならば、私たちが無関係ではいられないのは明白です。日本国内においても、今後フェンタニルの流通や乱用リスクが高まる可能性があることを真剣に考えなければなりません。
グラス大使は、「日本と協力して、この流通網を断ち切ることが地域社会と家族を守る鍵になる」と強調しました。これは単なる麻薬犯罪の問題ではなく、国の安全と尊厳をかけた闘いでもあるのです。
静かに進行するこの“目に見えない戦争”に、私たちはどう立ち向かうべきなのでしょうか。寄せられた反応を一緒に見ていきましょう。
海外の反応
👨💼 (ジョージ・グラス駐日米国大使)フェンタニルやメタンフェタミンなどの合成麻薬は、アメリカと日本の人々の命を蝕んでおり、中国共産党は意図的にこの危機を煽っています。中国からのフェンタニルおよび合成麻薬の前駆体化学物質の密輸を止めるには、世界的な取り組みが必要です。日本との連携によって、前駆体の中継や流通を食い止め、両国の地域社会や家庭を守ることができるのです。
👱🏻♂️ うつ病に苦しみ、ハードドラッグに逃避している人こそが最も危険にさらされていると思います。叔父はコカインだと思ってフェンタニルを過剰摂取し、健康的にうつと向き合う方法を選ばなかったために亡くなりました。日本のひきこもり人口も同じように薬に頼ってしまえば、この薬の犠牲になる可能性が十分にあります。
👨💼 石破政権は、フェンタニルを輸出している中国人に大量のビザを発給しています。
👱🏻♂️ 名古屋は、中国のギャングがフェンタニルを中国からアメリカへ密輸する中継地点です。この恐ろしい薬によって多くのアメリカ人が苦しんでいます。中国ギャングのこの犯罪は、日本人がアメリカを破壊したいわけではない以上、日本人にも損害を与えています。
👱🏻♂️ 名古屋の中国領事館をピンポイントで狙え！🤣
👨💼 フェンタニルの前駆体化学物質は主に中国企業によって生産されています。
👨💼 アメリカと日本は連携して中国を制裁すべきです。
👨⚕️ 彼らは中国の小遣いペットにすぎません…。今こそPOTUSがこのクズ日本政治家たちに対して行動を起こすべきです…銀行口座を調べろ
👨💼 フェンタニルの前駆体化合物って何？製薬用の原料じゃないの？
👱♂️ この話、あまり表に出さないほうがいいよ。でないとトランプに「共犯者」としてフェンタニル関税をかけられかねない。
👨💼 トランプにとっては朗報だね。これを関税交渉の切り札に使ってくるはずだ。
👨💼 空港の検査員が経由便の荷物をちゃんとチェックしていないって話を聞いたよ。あるいは空港職員の誰かが麻薬密輸組織に加担しているかもしれない。フェンタニルの危険性を考えれば、どちらも絶対に許されないよ。ただ、日本の職場文化を考えると、やる気を失う気持ちも理解できるんだ。特に荷物や郵便物の仕分けはエンドレスで、仕事の達成感を得にくいしね。
👨💼 僕は日本の方がアメリカより薬物規制が厳しいと思っていたから、不正な輸出入規制はもっと強化すべきだと感じているよ。
👱♂️ 名古屋が麻薬やギャングで取り沙汰されるのは今回が初めてじゃない。10年前に車から引きずり出されて殺された事件もあったし…。地元じゃ有名な話で、外国人嫌悪の口実にも使われているくらいだ。
👱♂️ 僕のお気に入りの名古屋の麻薬エピソードは、栄の●●●●屋が裏でコカインを売ってたって話だね。
👩💼 こうした殺人事件は普通、イラン系と日本のギャング抗争に関わっていることが多い。でも今回のフェンタニル流通は地元の裏社会と全く関係ないみたいで驚いた。どうやら中国系の企業が単独で仕組み、メキシコの運送会社と組んでいる可能性があるらしい。日本のヤクザはどこにいるんだろうね？
👩⚕️ 大阪でドラッグ中毒者がフェンタニルの症状を示しているのが目撃された。本当に胸が痛みます。
👨🏽🎤 フェンタニル使用者を表す日本語には、近いうちに「悪魔」って言葉が絶対入ると思う。
👱♂️ ナーカンを使えば、ゾンビみたいな連中も元に戻るよ。道路の障害もなくなるはずだ。
👨💼 たいていフェンタニルにはキシラジンが混ざっているんだよ。
👱♂️ 日本もついに「文化的豊穣」の初体験をしたってことかな。悲しい光景だよ。
👩🎨 みんなもっと敏腕だと思ってたんだけど、オシャレな刑事や警察官はどこにいるんだ？この混乱を片付けるのはそいつらだろ。
👨💼 (アメリカ合衆国国務長官マルコ・ルビオ)新しいビザ制限政策を発表します。大統領令14059で制裁対象となった個人の家族や親しいビジネス関係者にも適用します。必要な手段を駆使して、フェンタニルやその他の致死性ドラッグの流入を阻止し解体します。
👩💼 ルビオ長官、ありがとうございます。これで多くの命が救われます。
👱♂️ 💯で支持します!!!! これでフェンタニル危機に対処できます！
👱♀️ フェンタニルをこれほどまでに抑制する必要があるのは当然です！
👨💼 中国は化学物質規制に協力しているのですか？
👱♂️ 輸入港で80％を取り締まっているとのことですが、それは密輸総量のほんの一部に過ぎないでしょう。
👨💼 需要側からアプローチしてはどうでしょう？「麻薬撲滅戦争」で供給に注力したこれまでの成果は素晴らしかったですよね？
👩🏻💼 ルビオ長官、フェンタニル流入対策に取り組んでくださりありがとうございます。親友の息子さんがフェンタニル混入薬で亡くなりました。いじめられている人を助けるような、彼の優しさがとても恋しいです。
👨🏻💼 …そしてこれが、ロサンゼルスでフェンタニル死亡者数が減少している理由です！
👨🏻💼 中国人留学生のビザはいつ取り消すんですか？
👩🏻💼 私の姉はフェンタニルで亡くなりました。彼女は知らずに服用したに違いありません。
👩🏻💼 私たちの国に入ってくる人の流れも厳格にすべきです。ありがとうございます！合法的に入国しただけで生まれた子どもを市民扱いするビザ制度は見直すべきです。他国も同様の出生証明を発給するよう合意するべきだと思います。
👨🏻💼 発給したすべての外国ビザを再審査し、ビザ保持者の所在と現状を把握するべきです。
👩🏻💼 若者を次々と奪うこの毒物の侵入を阻止できて、本当に素晴らしいです。感謝します。
👨🏾💼 制裁対象者の関係者に厳格なビザ制限を設けるメッセージは強力です。フェンタニル危機を食い止めるには、大胆な一手が必要です💊🚫✈️
🧑💼 CIAこそ世界最大のフェンタニル流通組織だという説があります。「麻薬撲滅戦争は警察が俺を邪魔するために始めた」とでも言うのかもしれませんね。
👨🏻💼 家族ビザ制限とフェンタニル問題、どう繋がるのか？汚職と麻薬問題は国境警備の強化で解決できるのでは？
👨🏻💼 フェンタニルは原子爆弾より危険です。何の予告もなく人を殺すこの悪魔の薬を止めるには、厳しい決断が必要です。長官、ありがとうございます。
👨🏻💼 制裁対象者の関係者を狙い撃ちするのは英断です。致死性ドラッグとの戦い、頑張ってください。
👨🏻💻 制裁だけでは問題は解決しません。フェンタニル製造の源を絶つ必要があります。
👨🏻💼 ルビオ長官、大規模ネットワークを直接攻撃するこの手法は痛烈な一撃です。あらゆる手段が重要です！
👨🏻💼 ドラッグをやめろ。そうすれば、この国への麻薬流入も魔法のように止まる。
👨🏻💼 カルテルの脅迫をどう対抗すればいいのか？密輸に加担しないよう口止めされ、米国人・非米国人問わず家族を脅かされている。多くの合法栽培地も、手作業の工場もカルテル支配下にあるのが実情だ。
👨🏻💼 これは生物兵器攻撃だ。戦争権限法を議会に読ませるべきだ。これは我が共和国に対する侵略であり、行政府と議会は責任を免れない。緊急事態法を使って即座に連邦機関を動かせばいい。議会が大統領権限を制限する法律を通そうとしても、裁判所には執行力がないのだから。
👱🏻♂️ ルビオ長官のビザ規制強化は必要な一手です。しかし、もしバイデン大統領が４年間も国境警備を緩めなければ、こんな手段は不要だったはずです。トランプ政権では、強制送還が急増し、不法越境は激減し、カルテルの影響力は低下しました。関係者への制裁で締め上げるのも一つの策ですが、真の勝利は完全な国境封鎖にあります。現状の補完に過ぎないツールでは、前政権のツケを清掃しているだけです。
👨🏻💼 フェンタニルは大量破壊兵器だ。ビザ制限は一手段に過ぎない。真の国境警備なしではカルテルは毒をばらまき続けるでしょう。国境を閉ざし、密輸組織を叩き潰し、国民を守るべきです。
コメントは以上になります。
今回寄せられた海外の反応は、単なる薬物問題への懸念を超え、フェンタニルの拡散が国家安全保障、外交政策、そして社会構造そのものに深刻な影響を及ぼしているという認識の広がりを示しています。多くの人々が、問題の根源にある国際的な供給網と、それを許してきた制度的な隙に強い警戒感を抱いており、日米両国の対応が不十分であるという批判も少なくありませんでした。
日本の関与が明らかになったことに対しては驚きと不安が入り混じっており、名古屋という具体的な都市名が出たことで現実味が増し、コメントの多くは危機感に満ちています。また、単なる制裁や規制の強化では解決に至らないという冷静な指摘も多くあり、フェンタニルの流通に関わる全体像を構造的に捉え直す必要があることが浮き彫りとなっています。
日米双方にとって、これは信頼の問題であり、国民の命を守るための試金石とも言えるでしょう。問題の深刻さに対する感情的な反応だけでなく、冷静で具体的な提案や制度の見直しを求める声が出ていることは、今後の政策決定において非常に重要な示唆となるはずです。
コメント
前駆物質がいつの間にか密輸に摩り替わり。