7月中旬、日本列島は厳しい暑さに包まれました。
西日本から東日本にかけて強い日差しが照りつけ、各地の気温計が次々と35度を超えていきました。この日、全国170地点で最高気温35度以上の「猛暑日」が観測されました。もはや単なる暑さでは片付けられない、健康への配慮が欠かせない気象状況といえるでしょう。
最も気温が上がったのは静岡県浜松市天竜区で、38.3度を記録し、この日の全国最高となりました。高知県四万十市でも38.2度、三重県桑名市で37.9度、岐阜市で37.5度と、内陸部を中心に体温に迫るほどの熱波が広がりました。街の人通りはいつもより少なく、「エアコンなしでは過ごせない」という住民の声も聞かれました。
一方、首都・東京の練馬区でも36.6度に達し、今年初めての猛暑日が記録されました。府中市でも36.9度を記録し、都心の公園では遊具が熱を帯び、日中は人影がほとんど見られない静かな光景が広がっていました。アスファルトの照り返しも加わり、体感温度は一段と厳しいものとなりました。
この暑さは、人々の健康にも大きな影響を及ぼしています。東京都内では、この日だけで少なくとも52人が熱中症の疑いで救急搬送され、そのうち3人が重症と報じられました。全国では1週間でおよそ4500人以上が搬送されており、その半数以上を高齢者が占めているそうです。気象庁と各自治体は熱中症警戒アラートを発表し、適切なエアコンの使用やこまめな水分補給を呼びかけました。
こうした中、街では新たな工夫も見られます。一部の商業施設では一時的な避難所として「クーリングシェルター」が開放され、東京の銀座では観光客がミストを浴びて涼む光景も見られました。動物園でも、動物たちが冷たい水や日陰で暑さをしのげるよう、さまざまな対策が講じられています。
気象庁は近年、40度以上の日を示す「酷暑日」という言葉を新たに導入しました。かつての基準を超えるような極端な高温が、現実のものとして迫っているのでしょうか。こうした状況は、海外のメディアやSNSでも「extremely hot day」として大きな注目を集めています。
これに対して、世界はどのような反応を示しているのでしょうか。ここからは、寄せられたコメントを見ていきましょう。
海外の反応
👱♂️🇬🇧 福岡から帰ってきたばかりだけど、あそこは間違いなく猛烈に暑いね。イギリスでは経験したことのない暑さで、気分が悪くなってめまいがしたよ。ただ、イギリスの私の家とは違って、どこかに逃げ込む場所があるのが救いだけどね。
👨🏼💼🇬🇧 確かにね。毎日の仕事帰りの道のりには、エアコンで涼むために飛び込めるコンビニが何軒かあるんだ。実家の方にはそんなもの全くないからね。もしなかったら、ただの地獄だよ。ここ数年イギリスの暑さを体験していないから比較はできないんだけど、日本の湿度はもっとひどいのかな?イギリスの5月と6月の暑さもかなりきつかった記憶があるけど。
👱♂️ 日本に住んでいた身からすると、大体同じくらいだね。ヨーロッパの方が気温は高かったけど、日本ほど湿度が高くはなかった。まあ、あっちもそれなりに湿気はあるけどね。本当に問題なのは、建物や家にエアコンがないことだよ。外の暑さはどちらも同じくらいひどいさ。
👱♂️ 私の街の学校にエアコンが導入されたのも、ほんの数年前のことだよ。東京で幼稚園児が熱中症で亡くなったというニュースが流れた後のことだ。あの時は本当に恐ろしい熱波だった。
👨💻🇺🇸 それに、日本人はミニスプリット(壁掛けエアコン)が大好きで、大抵は手動でエリアごとに細かく分けられているんだ。私がアメリカ以外で行ったことのある唯一の国なんだけど、当時働いていた倉庫には巨大なエアコンが20台も設置されていた。なのに、彼らがそのエリアで作業するときだけ1台か2台しか電源を入れないんだ。だから実質、ただの巨大な扇風機がずっと回っているだけ。そこから数メートル歩くか、トイレに行くだけで汗だくになったよ。おかげで私たちの機材の調子も最悪だった。仕様書には湿度管理が必要だと書いておいたのに、部屋全体が冷やされていないから、湿度が異様に高いままだったんだ。ホテルの部屋も、カードキーをホルダーに差し込まないと電源が切れる仕様で、戻ってから数時間は部屋が冷えなかったよ。設定温度を維持するようにはなっていないんだ。
👨🏼💼 以前は名刺を差し込んでおくのが良い裏技だったんだけど、最近は単純なスイッチじゃなくて光センサーを使っているカードリーダーを見かけるようになったよ。だから、カードのような薄いものでは反応しなくなっているんだ。
👨💻🇺🇸 ああ、だから私はイケアのファミリーカードを差しっぱなしにしていたよ。
👱♂️ 私はいつも、その辺にあるチラシを折り曲げて隙間に合わせているよ。部屋には大抵、今週のレストランメニューの案内用紙が転がっているからね。
👱♂️ だからこそ、コストコみたいな適当な会員カードを常に持ち歩く必要があるんだよね。
👨💼 東京の35度とロンドンの37度なら、狂気じみた湿度のせいで、私は迷わずいつでもロンドンの37度を選ぶよ。ちなみに、私はどちらの都市にも5年以上住んだ経験がある。
👱♂️ 私はその逆だな。その気温なら、毎日でも東京を選ぶよ。少なくとも日本なら、家の中で体を冷やすことができるからね。
👱♂️🇬🇧 イギリスの湿度は、みんなが騒ぐほど高くは全くないよ。福岡ではしょっちゅう97%に達するけど、今イギリスで最も暑いサウス・エセックスでもせいぜい47%だ。パン屋でみんなが暑い暑いと話しているのを聞いたけど、ヘビーウェイトのTシャツにジーンズ姿の私にとっては、涼しくて快適そのものだよ。それにイギリスには、湿度以外にも夜間に気温が下がるという救いがある。夜まで暑いなんてことはまずないんだ。それに比べて九州の暑さは容赦がなくて、夜になっても2、3度しか下がらないからね。
👱♂️ イギリスの夏と日本の夏の最大の違いは、イギリスは夜になると涼しくなるのに対して、日本はほぼどこにでもエアコンがあることだね。ただ、いくらエアコンがあるとはいえ、夏に北海道より南の地域へ旅行するなんて絶対に嫌だけど。
👱♂️ イギリスは夜に涼しくなるのが救い、なんて言うけれど、先週あたりは昼間が35度で、夜になっても28度くらいあったよ。
👱🏻♂️🇹🇭 タイから福岡に到着したばかりなんだけど、曇っていて風もあるから、とても快適に感じるよ。
👱♂️ ここにいるほとんどの人は北半球の西側諸国から来ているから、本当の酷暑というものがどういうものか分かっていないんだよ。
👱🏻♂️🇹🇭 私はタイに住んでいるからね。今の日本の天気は快適としか言いようがないよ。ただ、この時期は温泉をあまり楽しめないのが少し残念だけどね。
👱♂️ 福岡の暑さが本当に最悪なのは、夜になってもそれがずっと続くからだ。夜の10時だというのに、息を吸い込むだけで息苦しくなるような空気だったよ。数日前にそこを離れて北海道に向かったんだけど、劇的な変化に驚いたよ。
👨🏻💼 叔母からも同じような話を聞いたよ。私はもともとあそこの出身なんだけど、気候変動が進む中で、今の夏がどれほど過酷になっているのか想像もつかないよ。
👩🏼💼🇺🇸 私は今イギリスにいるんだけど、先週は連日33度から36度もあって、どこにも逃げ場がなかったわ。数日間はかなり湿度も高かったの。夫はここの出身なんだけど、今はアメリカに住んでいるから、彼でさえ「ダメだ、エアコンのあるホテルを予約しよう。これは耐えられない」って言っていたくらいよ。
👱♂️ 福岡だけに、めちゃくちゃ暑いな!
👨🏫 天気予報で言われている気温は、基本的に日陰で測定されたものだということを忘れないでほしい。直射日光の当たる屋外では、さらに10度から15度ほど高くなることがあるんだ。
👱♂️ そこに湿度が加わると、言葉にできないほど悲惨なことになる。初めて夏の日本を訪れた時のことは今でも忘れられないよ。空港のターミナルから一歩外に出た瞬間、それまで経験したことのないような汗が全身から噴き出してきたんだ。しかも、今ほど気候変動による猛暑が深刻になる前の話だからね。
👱♂️ 本当に湿気がすごいよね。あちこちのお寺で、芝生の代わりに苔が使われているのを見て驚いたよ。
👱♂️ 日本のエアコン事情を考えると、都会の方がまだ耐えられる。冷房の効いたカフェを見つけてアイスコーヒーを頼めば、数時間は涼めるからね。でも、もっと田舎や郊外に住んでいる人たちはどうなんだ?本当に信じられないよ。一日中家の中に引きこもっていない限り、どうやって乗り切っているのか分からないね。
👱♂️ 私は日本の田舎に住んでいるよ。そして実際、一日中家の中に引きこもっているよ。
👱🏽♂️ 私の国でも先月37度に達したけど、日本よりも一年中ずっと湿度が高いんだ。息が詰まるようだったよ。今年のエルニーニョは特に最悪だ。本当にうんざりするよ。
👱♂️🇦🇺 友よ、私はオーストラリアにいるが、今年の初めには49度直前まで上がったんだ。湿度がないとはいえ、それでも十分に過酷だよ。
👱♂️ 初めての旅行で、妻と娘たちが8月の関西国際空港から外に出た瞬間、彼女たちの髪が瞬時にチリチリにうねってしまったんだ。事前に警告するのを忘れたせいで、10年経った今でもまだ文句を言われているよ。
👱♂️ 日本では今でも夏にハーフパンツを履くのを避ける風潮があるのかな?もし長ズボンを履かなければいけないとしたら、さらに最悪な状況だろうね。
👱♂️ あなたのコメントや返信にあるあの青いマークは何だい?
👱♂️ 彼らは母国語で書き込んでいて、アプリがそれをあなたの言語に自動翻訳しているんだよ。
👱♂️ こんな事態が起きているのに、未だに気候変動を否定する人たちがいるなんてね。現在の社会システムのせいで、人類がこの世界を台無しにしてしまったという事実を受け入れるのが、そんなに難しいことなのだろうか?
👨🏫 彼らの論理では、気候変動は存在しないことになっているんだ。データを提示すれば、昔から自然に起きていたことだと言う。過去にこれほどのスピードで進んだことはないと指摘すれば、人間の活動のせいではないと言い張る。人類の活動が原因だと証明すれば、他の国の方がもっとひどいから自分たちにはどうしようもないと言う。他の国も特別悪いわけではないと示せば、企業の責任に過ぎないと言う。そうした企業から物を買い、気候変動を気にかけない政治家に投票しているのは人間だということを指摘すれば、また別のくだらない言い訳を持ち出してくる。正直、私はもう諦めたよ。自分にできることはやっているが、気候変動を信じようとしない愚か者たちを説得するのは、あまりにもエネルギーの無駄だからね。
👨💼 気候変動の否定は、自分が間違っていることを決して認められないという、より深い問題の延長線上にすぎないんだ。そう捉えると、新しいことを学び、自分の信念を疑うことに対する根深い障害なのだと、急に納得がいくよ。心を変える意志のない人を教育することは不可能なのさ。人類がこの星を台無しにしたという点については、経験したことのない事態を恐れるのは難しいということだろう。私たちはこれまで惑星を滅ぼしたことがないからね。何世代にもわたる抽象的な問題は、その日暮らしの動物のように進化してきた私たちの脳には、あまりに複雑すぎるんだよ。
👱♂️🇨🇦 湿度はどれくらいだったんだい?こっちは昨日36度だったけど、体感温度は44度だったよ。ちなみに私は現在熱波に見舞われているオンタリオ州南部にいるんだけど、似たような気候なんだ。
👱♂️ 湿度は90%から93%だったよ。
👱♂️🇨🇦 とんでもないな!どうか安全に過ごしてくれ。
👱♂️🇧🇪 日が沈む夕方になると、霧が立ち込めて息苦しくなったりするかい?2週間前のベルギーがまさにそんな感じだったんだ。これまでに経験した中で、最も異常な熱波だったよ。
👱♂️🇨🇦 ちなみに、昨日の午前10時頃のトロントは湿度が70%だったよ。その後太陽が出てきて湿気はほとんど飛んでいったけど、残りの時間は40%前後で落ち着いていた。それでもめちゃくちゃ暑かったから、90%なんてことになったら本当に命に関わるレベルだよ。
👱♂️🇺🇸 アメリカの同胞たちのために言っておくと、華氏100.4度のことだよ。
👱♂️ 確かにかなり暑いけれど、東京にしてはそこまで異常なことでもないよ。
👱♂️🇺🇸 この温暖化が進む世界において、サンフランシスコは究極の避暑地になりつつあるね。
👱♂️🇺🇸 シアトルは毎日26度前後で晴天が続いていて、来週もその予定だよ。みんなここが雨ばかりの場所だと思い込んでいてくれて本当に良かった。
👱♂️ 日本、特に東京って、普段からかなり湿度が高いんじゃないのかい?
👱♂️ ああ、ものすごく湿度が高いよ。
👱♂️ 一昨日は上野にいたけれど、その時はまだ耐えられる暑さだった。だから、それから明らかに状況が悪化したんだね。今は奄美に戻っているが、ここは一応亜熱帯のはずなのに、実際はそれほど暑くない。今は31度しかないよ。
👱♂️ 去年、同じような天気の時に東京にいたのを覚えているけれど、ビルがとても高いおかげで常に日陰にいられるのは本当に助かるよ。
👱♂️🇺🇸 去年の夏の熱波の時にそこにいたんだ。フロリダ出身だから大丈夫だろうと思っていたんだけど、コンクリートジャングルがあれほど状況を悪化させるとは思わなかった。まるでオーブンの中にいるようだったよ。
👱♂️ 今日家に帰る途中、自分の靴が溶けているんじゃないかと本気で思ったよ。
👱🏻♂️🇹🇼 台湾で蒸し焼きになっていると思って日本への旅行を計画していた矢先だったのに。どうやら延期せざるを得ないようだな。
👱🏻♂️🇹🇼 それを蒸し焼きと呼ぶのかい?私はテラスの窓の近くに立っているだけで、額から滝のように汗が流れ落ちるよ。台湾の暑さは本当に尋常じゃないと思っていたよ。
👨💼 3週間後に日本に移住して、この東京の夏にフルスーツを着る予定の男がここにいるよ。
👱♂️ 2024年に行ったけれど、高い湿度のせいで33度や34度でも十分に暑かった。38度なんて、まさに悪夢以外の何物でもないよ。
👱♂️ 日本ではこれを単に「夏」と呼んでいるんだ。7月から9月にかけては、ほぼ毎日がこんな感じだよ。今年はこれでもまだ恵まれている方なんだ。
👨🏻💼 1950年代の日本人にとって、これは「夏」とは呼ばれていなかった。私たちの世代の間に、これらの気温が当たり前のものになってしまったんだ。
👱♂️ ああ、この30年間で夏に35度を超える真夏日の日数が着実に増えている。1990年代は、それが8月だけに限定されていたのを覚えているよ。でも最近は、もう度が過ぎている。去年なんかは、38度、37度、36度といった気温が延々と続き、まるで眼球がそのまま蒸し焼きにされるような湿度の高さだった。時々、この街が嫌になるよ。
👨🏻💼 それは本当に大変そうだ!地球規模でこれほどの猛暑に近づくにつれ、事態を少しでも和らげるために、国家レベルで一丸となった行動が起こることを期待していた。もう手遅れなのは百も承知だが、世界中のどの主要な政府も、この問題の深刻さと緊急性に真剣に向き合おうとしないことには心から失望しているよ。
👱♂️🇺🇸 アメリカ人なら「38度はかなり凍える寒さだ」と言うところだね。
👱🏽♂️🇲🇾 私はマレーシア生まれだよ、友よ。気温が毎日40度を超える環境だった。心配しなくても大丈夫、なんとかなるさ。
👱♂️ 昨日の東京は問題なかったよ。直射日光が当たるベンチに1時間座って本を読んでいたけれど、全く平気だった。みんな単に気温に適応できていないだけで、水分の補給方法を知らないんだよ。私はただ座っているときでも、20分おきに水を飲んでいたからね。
コメントは以上になります。
世界の様々な地域から、日本の過酷な夏の暑さや湿度、それに対する各国のインフラの違いについて多くの意見が寄せられました。
特に、日本独特の湿度の高さや、夜になっても気温が下がりにくいという点については、多くの海外からの訪問者が驚きや戸惑いを感じている様子が伝わってきます。一方で、建物内や交通機関、店舗などにおけるエアコンの普及率の高さが、大きな救いになっているという見方もあるようです。
気候の変動や夏の気温上昇は日本国内だけでなく、地球全体が直面している課題であり、それぞれの国や地域で独自の対策が試みられています。かつての気候とは変化しつつある現代において、どのように自らの健康を守り、環境に適応していくかが問われています。
日本各地で続く厳しい季節を安全に乗り切るために、一人ひとりの適切な対策と、社会全体の備えがこれまで以上に求められているのかもしれませんね。

コメント
欧米がようやく湿度という概念に追いついてきてめでたいよ