沖縄県久米島に生息するホヤの仲間であるガイコツパンダホヤ。ジャイアントパンダの顔のような模様と、ガイコツを思わせる白い血管を持つこの生物の正体については長らく謎に包まれていました。2024年2月1日に北海道大学の研究者がこの謎を解き明かしたのですが、この発見は、SNSやメディアを通じて一般からの情報提供が研究の手がかりとなり、ホヤの新種であることが発表される珍しい事例だったのだそうです。
ガイコツパンダホヤは、ツツボヤ科・ツツボヤ属に属し、その大きさは1～2センチほど。水深20メートル前後のサンゴ礁に生息する群体性のホヤで、無性生殖で増える個虫が集まって群体を形成します。形態観察とDNAの情報により、既知の44種とは異なる特徴を持つことが明らかになり、「Clavelina ossipandae（クラベリナ オシパンダエ）」という学名が与えられました。この名前は、ガイコツパンダホヤの特徴を反映しており、「骨の」を意味するラテン語「ossis」と、「パンダの」を意味する「pandae」を組み合わせたものなのだそうです。
このなんとも不思議な生物の動画がSNS上で取り上げられていたのですが、海外の方々も興味津々で、たくさんのコメントを残していました。寄せられたコメントの一部をご紹介しますのでご覧下さい。
海外の反応
🙂 スケルトンパンダウミシダ、またはクラベリナ オシパンダエは、骨格のような体構造とパンダを思わせる黒い斑点を持つ、新種の海洋生物です。この生物は沖縄県の久米島周辺の水域で発見され、2024年2月に日本の研究者によって正式に命名されました。ウミシダは、岩やサンゴに固定して体を通して水をポンプのように吸い込み、食物や酸素を得るフィルター摂食動物です。スケルトンパンダウミシダは長さが1インチ（2センチメートル）未満で、そのエラを通して水平に走る白い血管が、骨格のような外観を与えています。
🙂 日本で最近特定された種ですよね。パンダのような黒と白の斑点が特徴的な外観からその名前が付けられたんだよね。
これらのウミシダはフィルター摂食者で、シフォンと呼ばれる開口部を通じて水を引き込み、食物の粒子をフィルタリングして、ろ過された水を排出する。通常、浅い沿岸水域の岩や杭などの硬い基盤に付着しているんだ。
スケルトンパンダウミシダのような新種の発見は、海洋生態系の豊かな生物多様性を浮き彫りにし、これらの環境を保護するための継続的な研究と保全活動の重要性を強調しているね。
🙂 宇宙でエイリアンを探すことは忘れましょう…。地球上には、スケルトンパンダウミシダのような信じられないようなものが生息しているからね。💀🐼💦
🙂 自然がこのようにユニークな生命形態で私たちを驚かせ続けるのは、本当に驚異的です。スケルトンパンダウミシダは、まるでティム・バートンのキャラクターのような自然界のバージョンのように見えます。クリーピーでクール！🌊🐼👀 海は、我々自身の惑星上のエイリアンの世界ですよ。
🙂 これは私がからかわれているような気がします。時には海の生命は、私が知っているものと比べてとても異質に感じます。
🙂 一体全体、これは何なんだい？
🙂 ナイジェリアの水はあまりにも濁っているため、新種を発見することはできませんでした…。
🙂 それは魅力的です！日本でのスケルトンパンダウミシダの発見は、私たちの海洋での新種の探索と発見が続いていることを強調しています。
🙂 これは奇妙ですね。
🙂 美しい日本🗾
🙂 この新種が日本のスキューバダイバーによって最初に発見されたのは素晴らしいことです。彼らは単に写真を撮ってオンラインで共有することで、それを実現しました。
🙂 実際の海賊の珍しい映像😳
🙂 毎日新しいことがありますね。
🙂 そしてそれはとても可愛い🥰
🙂 海を漂う小さなパンダ？
🙂 刺身で見るのが待ちきれないよ。こんな事言っちゃってごめんなさい。
🙂 海には、人間がまだ発見していない多くの奇妙な生物がいるんだねぇ。
🙂 ちょっと待てよ！スケルトンパンダって何？日本はいつも次の大流行を生み出すじゃない！きっと海の中で最もかわいい骨の塊に違いないね。
🙂 非常に興味深いです。少し怖いけどね。寿司のメニューに載せたくないですね。🤣
🙂 …もちろん、この悪夢のような生き物が「シン・ゴジラ」の故郷で見つかるとは…。
🙂 ポケモンにしちゃおうよ！
🙂 小さな魚の幽霊のように見えます。
🙂 毎日が神からの新しい贈り物ですね。
🙂 生きたまま食べるのを待ちきれないでしょうね。
🙂 宮崎駿のもののけ姫で既に使用されていました！
🙂 そして今夜の私の悪夢に登場します。
🙂 おや、これは恐ろしい。彼らが無脊椎動物なら、肋骨と頭蓋骨に似た白い構造は何ですか？
🙂 フランケンウィニーの透明な魚のように見えますね。
🙂 マリオゲームの魚の敵みたい。
🙂 もし触れたらただ跳ね返るだけだと思いますが、見かけたら私は逃げます。
🙂 可愛すぎる！可愛すぎる！
🙂 でも、ペットとして飼うことができるのでしょうか！？
🙂 ああ神様、これらが水槽で育てられたらいいのに！本当にクールです。
🙂 14歳の息子に共有しました。彼の反応は「可愛い」でした。
🙂 ジャック・スケルトンがクラゲと交わった副産物のように見えるのは私だけでしょうか。
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科学的探求と自然界の神秘に対する興味が反映されていましたね。新種の発見がもたらす喜びと、それがいかにSNSや一般からの情報提供によって可能となったかは、現代科学研究の新たな可能性を示しています。このホヤがジャイアントパンダのような模様を持つことから「ポケモンにしちゃおうよ！」というコメントが寄せられるなど、親しみやすさと興味を引く特徴により、この新種に対して親近感を抱いているようでした。
自然の不思議に対する人間の好奇心は計り知れません。このような発見が引き続き、私たちの世界に対する理解を深め、未知への探究心を刺激することを願います。
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