講談社の漫画雑誌『コミックボンボン』で「スーパーマリオ」シリーズを連載した漫画家、本山一城氏が、虚血性心疾患のため69歳で逝去されました。
本山氏は1956年生まれ、神奈川県出身の漫画家で、「モトちん」の愛称で親しまれ、『コミックボンボン』の黄金期を支えた重要な作家の一人でした。
彼の代表作である『スーパーマリオ』シリーズは、1988年から1998年にかけて、同誌で10年間という長期にわたり連載されました。この連載は、ゲームの『スーパーマリオブラザーズ3』から『スーパーマリオ64』までをコミカライズしたもので、ダイナミックなアクションとシリアスなストーリー性が特徴でした。
当時、小学館で連載されていた沢田ユキオ氏の『スーパーマリオくん』とは異なる独自のスタイルを確立し、子供たちの間では「本山版か沢田版か」と話題になるほどの人気を博したのです。
興味深いことに、本山氏の漫画に登場した独創的な設定が、のちの任天堂の公式設定に影響を与えたのではないか、と考えられています。例えば、ルイージが想いを寄せるキャラクターや、ワルイージ、デイジー姫の描写、さらにはクッパとピーチ姫の結婚式といったエピソードは、本山氏がゲームに先んじて漫画で描いていた要素でした。
しかし、1998年に雑誌の方針が変わったことで連載は終了。その後、作品の版権は競合誌である小学館に移ったため、単行本の復刊は極めて困難な状況となっています。
彼の訃報は国内外で広く報じられ、世界中のファンから多くの追悼コメントが寄せられました。中には、彼を「マリオのゲームの生みの親」と誤解する声も見られましたが、それだけ彼の描いたマリオが、世界中の人々の子供時代に大きな影響を与えていたことの表れと言えるのかもしれません。
この突然の訃報に対し、世界の人々はどのような想いを抱いたのでしょうか。彼の偉大な功績を称え、その死を悼む海外からの温かい声の数々を、ご紹介します。
海外の反応
🧑🏻 69歳は若すぎるよ。😢
👨🏽💼 あんな才能のある人がこの世を去ってしまうなんて、本当に残念でならないよ。彼の作品が長年にわたって、本当に多くの人々に山ほどの喜びをもたらしたのは確かだ。私にとって、それは何よりも価値のあることなんだ。
👩🏾🦱 私たちの子供時代をワクワクさせてくれて、本当にありがとう!いとこたちと、あのゲームを取り合ってよく喧嘩したっけ🤣🤣🤣🤣🤣
👩🏿💼 カズキさん、安らかに。🕊️🕊️🕊️ 80年代、パックマンやドンキーコングJr.で遊んだ後に、友達とスーパーマリオブラザーズを楽しんだわ!とっても楽しかった!友達と対戦した、最高の子供時代の思い出よ😊
👨🏿💼 私たちの子供時代を、最高に素晴らしいものにしてくれてありがとう。安らかに、天才よ。
👱🏻♂️ 安らかに眠ってください ❤️ 彼のマリオ漫画は、見つけられるものなら何でもいいから読んでみることを強く勧めるよ。時々、下品で馬鹿げていることもあるけど、ゲーム以外に存在するマリオのメディアの中で、最もユニークで魅力的な作品の一つだったんだ。
👩🏻🎨 うわぁ、彼の絵のスタイル、めちゃくちゃ可愛い!本山一城さん、安らかにお眠りください。
🧑🏽 子供の頃にスーパーマリオの漫画があるって知ってたら、絶対読んでたのになぁ。安らかに、カズキさん。
👨💻 ご冥福をお祈りします。ところで、彼の漫画をマンガアップデートで見てみたんだけど、どれも英訳されてないみたいなんだよね?俺が見た限りではだけど。
👨💻 マリオは史上最高のゲームだ。彼に哀悼を。とんでもない天才だったぜ。
👨🏾💻 マジかよ…俺の大好きなビデオゲームのクリエイターに、安らかな眠りを!🎮🙏🏽
👨🏾🏫 俺、なんか勘違いしてるか?マリオを創ったのは宮本茂だって、子供の頃からずっと思ってたんだけど。
👨💻 彼が創ったのは漫画だろ。マリオの生みの親ってわけじゃないだろ(笑)
👨🏾🏫 お前ら、もう一回キャプションをよく読めって。漫画だ、マンガ。ゲームシリーズのクリエイターじゃなくて、漫画の作者なんだよ。
👨💻 なあ、誰か聞こえなかったか?マリオがダメージ受けた時の、あの音がさ。マジで、冗談抜きで聞こえたんだが(笑)
👨🏿💻 マリオは、俺たちの子供時代そのものだった…もしお姫様を助けたことがないなら、お前は本当に人生を生きてきたと言えるのか?
👨💻 彼をマリオのコインと一緒に埋葬してやれよ。そうすれば、スマブラの天国への通行許可が下りるはずだ。
👨🏻💼 これはノスタルジーと現実の一撃だ。そして、我々が歳を重ねていることを改めて思い知らされる。どうか、永遠の安らぎがあらんことを。
👨🏽💼 日本人は長生きだっていう話、どうも眉唾ものじゃないかと疑い始めたよ。こういうクリエイターの方々って、残念ながらいつもこのくらいの歳で亡くなってしまうんだよな。
🧑🎤 最初に69のジョークを言ったやつはタダじゃおかねえからな。それにしても、本当に悲しいよ。彼の作品、めちゃくちゃクールだったのによ!
👩🎨 本物のアーティストの死を『称える』ためにAIを利用するなんて、あなたたちは恥を知るべきよ。
👨🏼💻 AIは好きじゃないが…こういう使い方なら、まあ、ありなんじゃないか。
👨🏫 アートを創る能力がない人々にとって、AIが生成した画像を使うことは全くもって許容されるべきだ。私はその主張を擁護する。
🧑🏻 マジかよ、お前が気にしてんのって、そこなのか?
👩🏾🏫 これを読んで悲しい気持ちになったわ。スーパーマリオは、私の子供時代をより一層力強いものにしてくれたの。安らかにお眠りください、本山一城さん。
👨🏿💼 彼のビジョンのおかげで、数えきれないほどの子供たち(そして大人たちも)が笑顔になり、人生をより楽しむことができた。素晴らしいことだ。まさに伝説だよ。🏆🫡
👨✈️ 伝説に敬礼🫡 あなたは世代を超えて、全ての人々の記憶に残るでしょう。私たちのためにしてくださった全てに、感謝します。
👨🏿💼 今日、世界中のマリオファンが悲しみに暮れています。本山さん、本当にありがとうございました。
👨🎨 なんという、取り返しのつかない損失だ…。彼の描いたページは、ゲーマーたちの心の中で永遠に生き続けるだろう。安らかに眠れ、伝説よ!🍄🕊️🙏
👨🏫 本山さんのようなアーティストがこの世を去る時、まるで子供時代の一ページがそっと閉じるような感覚に陥る。彼のような創造主は決して消え去らない。彼らが形作ったキャラクターの中に、想像した世界の中に、そして我々の郷愁の中に生き続けるんだ。
👨🏽💼 マリオがどこにも行かない限り、彼は永遠に生き続けるのさ。
コメントは以上になります。
世界中から寄せられた言葉からは、本山一城氏の訃報に対する深い悲しみと、彼の作品への心からの感謝の気持ちが伝わってきますね。
彼の描いたマリオが、国や世代を超えて多くの人々の子供時代を彩り、かけがえのない思い出の一部となっていることが、一つ一つのメッセージから感じられます。
中には、ゲームの作者と混同する声もありましたが、それは彼の漫画がゲームの世界観そのものとして、人々の心に深く刻まれている証拠なのかもしれません。
本山氏が残した素晴らしい作品と、それがもたらした数えきれないほどの笑顔は、これからも多くの人々の心の中で輝き続けることでしょう。
ご冥福をお祈り申し上げます。

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