2025年12月中旬、あの「オレンジの悪魔」が台湾に帰ってきました。世界中で愛される京都橘高校吹奏楽部が、東京農業大学第二高校吹奏楽部と共に、台湾の地を再び訪れたのです。今回の遠征は「友情を奏で、青春を舞え」というテーマのもと行われましたが、主役は何と言っても、台湾の人々にとって特別な存在である京都橘高校でした。
京都橘高校と台湾の絆は、2022年の国慶節から始まりました。その圧倒的なパフォーマンスは「橘旋風」を巻き起こし、社会現象となるほどの熱狂を生みました。翌年の再訪を経て、今回で3度目の訪問。彼らの登場は、台湾の友人たちにとって待ちに待った瞬間だったのです。
18日の夜、台北の繁華街・西門町は、かつてない熱気に包まれました。京都橘を中心とした日台三校によるパレードが行われたのです。平日の夜にもかかわらず、沿道には3万人もの観客が詰めかけ、通りは身動きが取れないほどの人波で埋め尽くされました。
今回のハイライトとなったのは、第2部として行われた中山堂広場での定点演奏です。ここではエメラルドナイツとオレンジの悪魔がリレー形式で演奏を披露し、観客がじっくりとそのパフォーマンスを鑑賞できる特別な場が作られました。パレードからの総行進距離は約800メートルにも及びます。西門町のネオンが煌めく夜景と、街の喧騒、そして隊列のリズムが重なり合う中、多くの人々が足を止め、その光景に見入っていました。
京都橘の生徒たちは、お馴染みの「シング・シング・シング」や映画音楽を奏でながら、持ち前の笑顔と激しいダンスで観客を魅了しました。彼らがステップを踏むたびに歓声が上がり、広場はまるで巨大なライブ会場のような一体感に包まれたのです。イベント終了後の深夜には、台湾の蕭美琴副総統から、生徒たちへ温かいルーロー飯とスープの差し入れが届きました。これは単なる歓迎を超えた、台湾からの深い愛情の証と言えるでしょう。
翌19日には台北市内で合同演奏会が開催され、その後も一行は台湾南部へと移動し、各地で音楽を通じた交流を深めています。3度目の訪台となる京都橘が奏でる音色は、変わらぬ友情の証として、台湾の方々の心に深く響き続けているのです。
このような、西門町の夜をオレンジ色に染め上げた京都橘高校のパフォーマンスに対して、台湾、そして世界の人々がどのような反応を示しているのか。その温かい声の数々をご紹介します。
海外の反応
🙎🏽♂️ 世界最高のマーチングバンドだ。プエルトリコから愛を込めて🎵❤️。
👨🏻💼 ブラボー、感謝するよ。
👱🏼♂️ 間違いなく、京都橘は世界で一番最高で、最も楽しい高校マーチングバンドだね。
👨🏼💻 相変わらず素晴らしいパフォーマンスだ。目にした美しい笑顔のすべてが愛おしいよ。
👴🏼 2013年からずっとこの少女たち（と少年たち）を追いかけてきたから、多くの卒業生を見送ってきたよ。どの学年も、毎年、音楽の楽しさを届けてくれる。最初から最後まで、笑顔にならずに彼らのパフォーマンスを見るなんて不可能さ。
👴🏼 京都橘が大好きだ！ 私も50年前にバリトンサックス（約11kgあるんだ）を抱えて2マイルのパレードを行進したが、全行程を踊りきるなんて夢にも思わなかったよ！ 本当に感動した！
👨🏻💼 京都橘と農大二高の子どもたちが台湾に来て演奏してくれるのを歓迎するよ、日台友好だね～。レベルが高いな～頑張って！
👨🏻🦳 何年経っても、あの聞き慣れた心地よい音色は変わらないな。何代も卒業して去っていったけれど、オレンジの悪魔の精神は後輩たちに受け継がれていくんだね。
👱🏼♀️ ❤🇹🇼🇯🇵❤…. やあ、京都橘高校吹奏楽部のみんな 🤩🤩🤩🤩🤩。
👱🏼♂️ アメリカは日本のマーチングバンドが大好きだよ！ メリークリスマス！
👱🏼♂️ このオーケストラを愛しているポーランド人は僕だけかもしれないけど、僕が一番のファンだよ❤❤❤。
👱🏼♂️ 彼女たちは本当にうまい、また鳥肌が立ったよ🥰💞💘👍。
👩🏻💼 本当にプロフェッショナルで、本当に感動したわ。
👨🏻📸 わぁ～動き続ける隊列を完全に撮るのは難しいだろうなぁ～。路上には人も多いし、人を避けて撮影しないといけないし。こりゃあマルチカメラと多人数で撮影しないと完全には撮りきれないだろうね。
👨🏽🎤 全吹奏楽バンドのロックスター、それが「京都橘高校吹奏楽部」だ。一日中見ていられる、足踏みしたくなるような音楽と100％の振り付けさ。
👨🏻🎨 荘敬（台湾の高校）も悪くないね！ 横断幕のフォントはもっとポップでもいいかもな。
👨🏻🔧 台湾にはまだまだ大きな進歩の余地があるようだな…。
🧑🏻🎓 毎回マーチングバンドを見るたびに、北京大や清華大の創立記念祭のバンドを思い出すよ…。
👩🏼 彼女たちは本当にうまい！ 統率がとれているわ。❤
👨🏻 台湾でのパフォーマンスを歓迎するよ、日台友好だね🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉。
🧔🏽♂️ 美しいパレードだ。いつか台北に戻らなきゃな、あの国に恋してしまったよ🥰🥰🥰🥰🥰🤩🤩🤩🤩🤩🤩。
👨🏻🎨 橘の校旗は美しいね。旗を持っている二人の部員も、なかなか味があるよ。
👨🏼💼 オレンジの悪魔たちの最高の姿（行進中）を見せてくれてありがとう。台湾での滞在の様子をもっと見られるのを楽しみにしている。
🏃🏻♂️ すごすぎる！！！！ ようこそ！
👷🏻♂️ 日台が永遠に友好で交流し合えることを願ってるよ～。日本の東京の都市計画や建設が羨ましいな、あそこで街を歩くだけでも美しい景色を楽しめるからね。台湾の都市建設も追いついて、どんどん良くなってほしいよ。
🙍🏻♂️ しばらくオレンジちゃんたちを追ってなかったけど、今回は新曲をたくさん持ってきてくれて、聴いていてすごく楽しかったよ！ ❤
👨🏻🦳 以前はパレード中にディズニーの曲をたくさん演奏していたんだがな…。
🧑🏻 ❤❤❤❤日台友好。天気が涼しくなってきたから気をつけてね。
👨🏻🎓 オレンジの悪魔は京都の名門校だ。緑の荘敬高校も、学識で負けても品格では負けないでくれよ😅。
🙎🏻♂️ 高雄なら「高雄の国際化」「台湾の光」ってメディアがずっと報道するのに、台北だと全然報道されないんだな。
👵🏻 天気が寒いのに短いスカートで…生徒さんたち、ご苦労様。
👨🏻🌾 台南にも来てくれ……俺たちだって、その幸せで前向きな雰囲気を肌で感じたいんだ！
👨🏻💼 オレンジの悪魔は人気があるな。
🧑🏻 ずっと待ってたよ。
👨🏻🦳 台湾へようこそ、日台友好だね……橘高校のパフォーマンスは本当に素晴らしかったよ。
🧑🏻 私たちは家族だ！
👱🏻♂️ ようこそ。屏東での公演を楽しみにしているよ。
🙎🏻♂️ 残念だ、見逃してしまった。
👨🏻 ようこそ、いつでも台湾に来てくださいね😊。
👨🏻🎤 高校生の音楽レベルが、台湾のプロの音楽レベルよりも高いな👏。
👨🏻💼 なぜ台湾には、こうやって海外で公演できるような団体がいないんだろう？
👴🏻 日本の伝統にはちゃんとした伝統的な衣装や色がある。それに比べて台湾の宮廟イベントのほとんどは、野球帽にビーチサンダル、口にはビンロウだ。はぁ！！
👩🏻 ようこそいらっしゃいました。幸せで美しいパフォーマンスを届けてくれてありがとう🥰！
🧒🏻 すごく行きたいなぁ。
👩🏻 軽快で活発な演出が素敵ね。
👨🏻🎓 台北市立介寿中学校の鼓笛隊を思い出すよ。
👨🏻🏫 うちの北一女や中山、景美高校を見てみろよ。毎日まだ銃を回す練習をしている。一体いつの時代なんだか😓。
👩🏻💼 君たちが台湾に来て演奏してくれること、市民はみんな大好きだよ。本当に素晴らしいパフォーマンスだった。
👱🏻♂️ オレンジ色に染めろ！！
👩🏻 しまった、ニュースを見てなかったわ。生で見たかったなぁ。
👨🏻🏫 ダイナミックな動き、活発なダンス曲、とても印象深いね。
👨🏻🎺 日本の女の子がスーザフォンを吹いているのには驚いたな。台湾のバンドじゃスーザを演奏するのはほとんど男だから。台湾の軍楽隊でも女性がスーザフォンを演奏する姿を見てみたいよ。
👩🏻🏫 異体同心の模範だね、敬服するよ。
👨🏻 祖国・日本京都橘高校吹奏楽部を歓迎するよ。完璧なパフォーマンスだ！！！
👱🏻♂️ 一緒に日本の国旗を掲げて西門町へ行こう！！ 日台友好だ。
👨🏻🎨 彼女たちが演奏し、踊り、微笑む姿を捉えたこういう映像が好きなんだ。飛行機を降りた直後から行進して演奏するなんて。彼女たちは本当にタフだね、疲れなんて存在しないみたいだ。イタリアから挨拶を送るよ。
🧑🏻 江口さんが一番好きだな。演奏中は息絶えそうなほど真剣なのに、止まった瞬間に笑顔になるのが本当に可愛い。
👨🏻🏫 知ってる顔といえば旗手のカニちゃんくらいで、他はみんな新しい顔ぶれだな。それから、あの男性顧問の姿も見当たらないね。
😭 なんで僕は毎回こういうのに出くわさないんだ…………😭😭😭
🙇🏻♂️ 台中には君たちがパフォーマンスするのに適した場所がなくて、本当に申し訳ない🤗。
👱🏻♂️ 😂台湾に来るなら、まずは自分専用のポーズを習得しなきゃな😂 カッコいいぞ！
👨🏻💼 彼女らは本当にすごいよ。どこへ行っても人だかりだ。高雄の夢時代でフラッシュモブをした時もすごい人出で、年越しイベントよりも人が多かったくらいだ。演奏が終わったらその日のうちに日本へ帰って、翌日は期末テストだなんて。素晴らしいパフォーマンスをありがとう👍👍👍。
👨🏻⚖️ これこそが交流というものだ。兄弟だと叫びながらミサイルや武器をこちらに向けてくる「某国」とは大違いだよ。
👴🏻 この少年少女たちは、私たちが初めて見た時とはもう完全に新しい世代の子たちだね。でも彼らには伝統ある確かな演奏の実力があって、とっくに私たちの心を掴んでいるよ。もちろん台湾との縁も深い。文総が間を取り持ってくれたことに超感謝だ。4年で3回も彼らの精緻なパフォーマンスを楽しめるなんて、最高だよ！
コメントは以上になります。
3万人を超える観客の熱狂と、ネット上に溢れる温かい言葉の数々。これらは、日本と台湾の間に存在する深い信頼と絆を、何よりも雄弁に物語っています。
国境や言葉の壁を越え、ひたむきに演奏する若者たちの姿は、私たちに理屈抜きの感動を与えてくれました。
政治や外交といった難しい枠組みを超えて、純粋な心で互いを尊重し合うことこそが、真の友好関係を築く一番の近道なのかもしれませんね。
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