10月に開催されたジャパンモビリティショーで、トヨタ自動車が一つの革新的なコンセプトモデルを公開し、世界中から大きな注目を集めています。
その名は「walk me」。
まるでSFの世界から現れたかのような、カニやクモを思わせる4本の脚を持つ、歩く車椅子なのです。
この「walk me」の最大の特徴は、4本の脚がそれぞれ独立して動くことにあります。これにより、従来の車椅子では乗り越えることが困難だった段差や階段も、利用者が乗ったままスムーズに移動することが可能になります。
特に、古い日本家屋に見られる急な階段なども想定して設計されているということです。
さらに、利用者が床に座りたいときには、脚を自動で折り畳んで座面を低くする機能も備わっています。座面や背もたれは、利用者の体をしっかりと支える人間工学に基づいた設計がなされており、快適な乗り心地を追求しています。
また、4本の脚による自由度の高い動きは、従来の車椅子が苦手としていた真横への移動、いわゆる「カニ歩き」も可能にし、狭い場所での方向転換などを容易にします。
このモビリティは、足の不自由な方や高齢者の方々はもちろん、健常者も利用できるパーソナルモビリティとして開発されました。
「モビリティはすべての人のもの」というトヨタのビジョンが、この一台に込められているのです。
トヨタは他にも、スポーツでの利用を想定した「boost me」や、「車椅子のランドクルーザー」として水場や泥地でも走れる「challenge me」といったコンセプトモデルも同時に発表しており、すべての人が利用できるインクルーシブなモビリティを追求する姿勢を示しています。
現在「walk me」はコンセプトモデルの段階であり、製品化に向けては安全性の確保やバッテリー性能の向上など、様々な課題があるとされています。
しかし、この革新的な発想はすでにSNSを通じて世界中に広まり、そのユニークな技術と未来的なデザインに対して、驚きや期待、そして様々な角度からの意見が数多く寄せられています。
誰もが移動の自由を享受できる未来を目指す、日本の挑戦。この歩く車椅子「walk me」に対して、世界の人々はいったいどのような感想を抱いたのでしょうか。寄せられた様々な反応をご紹介します。
During Japan Mobility Show 2025, Toyota revealed the “Walk Me,” a concept autonomous wheelchair with foldable tentacle legs that can climb stairs and sit on the floor. The wheelchair should help people with reduced mobility to move around places where traditional wheelchairs aren’t able to reach.
byu/MilesLongthe3rd inDamnthatsinteresting
海外の反応
👩🦽 すごいわ、とてもワクワクする！
👨🏽🏫 この触手のような脚が階段問題を解決するというのは、移動のアクセス性にとって画期的なことだよ。
👨🚀 10年から20年もすれば、こういうものが世界中の障がい者の生活に革命を起こすだろう。
👩⚕️ 見た目はゴージャスだけど、グリップが横にしかないの？シートベルトがないと座っていられないわよ。
👨🏻⚕️ あのねじれるような動きに、どうやって利用者の脚が巻き込まれないようにするのかが心配だな。足の感覚がない人も多いんだぞ。
👩👧 ええ、シートがぐらぐら揺れてるのに気づいたわ。慢性のめまい持ちの可哀想なおばあちゃんのことを考えちゃった。
👨🦽 申し訳ないが、これじゃ背中のサポートが不十分だし、揺れがひどくて痛みが悪化しそうだ。
👨🎬 1950年代から70年代にかけてのスーパーヴィランが座ってそうな椅子だな。
👩🔬 『ワイルド・ワイルド・ウエスト』のラヴレス博士ね。
👩🏼🦰 人型ロボットよりも、こっちの方がよっぽど不気味だわ。
👨🏻 何年も前に、悪夢の中でこれを見たことがある気がする。あの時、ただ座ればよかったなんて思いもしなかったよ。
👨🎨 いつもクモか何か奇妙なものみたいで、不気味に見えるんだよな。
👨⚖️ あのクソッタレを叩き潰すには、とんでもなくデカい丸めた雑誌が必要になりそうだな！
👱🏾♂️ アメリカ人向けじゃないな、こりゃ。
👨🏿🔧 これは日本人向けなんだよ。アメリカ版は巨大な油圧装置を使って、重さ1トンくらいになるだろうな。
👨🏽🔧 300〜440ポンド（約136〜200kg）の人間を乗せてデモをやってみろよ。話はそれからだ。
👩🏿🦱 アメリカ市場向けには、特大サイズが必要になるわね。最低でも500ポンド（約227kg）の耐荷重はいるわ。
👨⚕️ アメリカの医療従事者だが、俺が見る患者の9割は、この椅子が小さく見えるほど大きいぞ。
👨🏼🏫 本気でスピードアップを求めているのかい？ターミネーターの映画から何も学ばなかったのかね？
👨🏻🔧 この椅子が俺のジャケットとブーツとサングラスを要求してくるまでは、心配しなくていいと思うぜ。
👨🚀 映画『ウォーリー』で見た人類の未来像に、また一歩近づいたな。
👨🚀 それはそれで素晴らしいが、『ウォーリー』に出てきたホバーチェアはいつになったら手に入るんだい？
👩🏼💼 これ、うちの会議室に欲しいわ。どうやったらマネージャーを説得できるかしら？
👨🏻🚀 『ファントム・メナス』でヌート・ガンレイが歩く椅子に乗ってただろ。だからこうするんだ：
１）まず、上司の子供をスター・ウォーズ中毒にする。
２）1999年製のおもちゃを買い与える。
３）そして下地ができた頃合いを見計らって、会議でこの椅子の話を切り出すんだ。
👨🏾💼 上司にクビを宣告されて、奴がこの椅子を起動させてオフィスに来いって言ってる姿を想像してみろよ。
👴🏻 69歳のワシじゃが、これがあれば、この愛着のある家にもっと長く居られるかもしれん。
👩🏻🦽 実際に車椅子生活を送っている者として…これが喉から手が出るほど欲しい。
👱🏻♀️ クールだけど、椅子自体は地獄のように座り心地が悪そうね。
👨🦽 車椅子ユーザーとして言わせてもらうが…これは幅が広すぎる。廊下や出入り口をスムーズに通れるとは思えないな。
👩👦 それにスピードもね。1ブロック進むのに15分もかかってたんじゃ、誰の助けにもならないわ。
🕵️♂️ 背景を見てみろよ。高速移動用のカタパルトがあるぞ。
👨🎨 クールだけど、背景に写ってるあのカタパルトの方が気になるな。
👨🏻 後ろにあるあれは何て名前だい？「イートミー5000（俺を投げ飛ばせ5000）」とかか？
👨🏻🔧 武器が必要だな。
👨🏼✈️ もっと大きな脚とロック機能で安定させて、50口径のマシンガンを搭載しろ。どこへでもマシンガンを持って行けるぞ。
🧑🎨 急ぎたいときは、足を折りたたんで砂漠のクモみたいに横向きに転がっていくんだよ、きっと。
👨🎤 スパイダーチェア、スパイダーチェア、スパイダーチェアにできることなら何でもする〜♪
🧑🚀 これはイーロンが「地球を爆破する」とか言い出すフェーズに入ったとき専用の椅子だろ。
👵🏻 おばあちゃん、この不気味なヒトデ型のアニマトロニクスをきっと気に入るわよ。
👨🏻💻 これはコンセプトカーみたいなものだよ。この脚が持つ機動性を披露するために存在するんだ。
👩💼 これはコンセプトよ。投資家に対して「私たちはちゃんと仕事をしてますよ」と見せるための第一段階。
👨💼 実用的かどうかは分からんが、クールであることは間違いないな。
👩🏻💼 人型ロボットよりも、こういう実用的なロボットの方がずっと明るい未来があると思うわ。
👨🏽💻 これはただの車椅子じゃない。移動のためのスパイダーマンロボットだ。世界が築き上げてきたあらゆる物理的な障壁に対する、デザインからの回答なんだ。
👩🏻 ごめんなさい、でも私はこれが大嫌い。ゾッとするわ。人を助けるものだって分かってるし、それは嬉しいことだけど、これは悪夢に出てくる類のものよ。
コメントは以上になります。
革新的なコンセプトに純粋な称賛と期待を寄せる声がある一方で、その未来的な外見からSF作品の兵器や悪役を連想する声、さらには実用性に対する具体的な懸念を示す声など、実に様々な反応が見られました。
特に、医療従事者や車椅子ユーザーからの、安全性や快適性に関する現実的な視点からの意見は、今後の開発において重要な指標となることでしょう。
また、国による体格差や生活環境の違いを指摘するコメントも多く、この技術が世界で受け入れられるためには、多様なニーズに応える必要があることが示されています。
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